緑字は羅勲児さんの言葉の日本語概訳

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舞台中央にドッカリと立て膝で座る。

♪♪ティリー、ティリティリティリー♪♪
人生を歌うのですよ。この歌を作る時、“絶対不可能だ。人生の空虚と宇宙より広い言いたい事をわずか3、4分程度に作るのは難しい”
と思いました。「♪♪ティリー、ティリティリティリー♪♪」がこの「空」という曲に沢山出てくる理由がこの為なのです。

この世は悪い人より善い人が多い世の中です。生きるに値する世の中です。だから、美しい人達に対して目を見開いて「♪♪ティリー、♪♪

ほんとは公演は終わったのですが、「トッ」という声を聞いて、もっとやります。頑張ります。
今から歌う歌が本当に重要です。しきりに重要な歌だと言ってすみませんが。
新聞記事を紹介します。

舞台手前上の左右スクリーンに、新聞の切り抜きが映し出される。
写真は北欧の人らしい67歳のお婆さんと孫の様であったが、記事のタイトルは「これは孫ではありません、娘です」となっている。

67歳を過ぎたお婆さんがいて、抱いているのは孫では無く、娘です。
なぜこの話をするかというと、これは「♪♪ティリー、♪♪」に近いです。
この人が生んだという事は我々も生む事ができるということでしょ?
ところで、67歳過ぎたお婆さんが何故、生む事ができたかということですね。
ある、ブルガリア人が韓国へ働きに来たのですが、3年間ほど。
私がテレビ特集に出たのを見たらしいです。
このブルガリアの青年が私が好きになって私のCDをいっぱい買って帰ったらしいです。
この青年がどこに住んでいるかというと、このお婆さんの隣ですよ。
この青年が朝から晩まで聞いている歌が「青春を還れ」。 「青春を還れ」を聞いてお婆さんが子供を生んだということ。

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