Opening(40回目の春・秋?)

「デビュー40周年記念40回目の春・世宗文化会館公演(3月)」と同じ舞台装置で、
幕が上がると舞台中央に太い根を下ろしたような老木がある。季節は冬らしく葉は無い。
激しい雨降りと春雷の音、稲妻が光る。
稲妻と雨が治まった後、枯れ木のようだった大木の枝の先々に、白い花が咲き始める。
枝の先から ヌッ、ヌッ、と白い小さな花の枝が出てくる。
(この装置は2014年発刊韓国の本 「不朽の芸人・羅勲児 本文Part1-9(青島鶏の話の後)」によると2003年の公演舞台で既に登場していたようだ。)

大木の前に10人ほどの混声合唱団が立ち、いつの間にか、その後ろに羅勲児さんが立っている。
ボトムは黒、上着は赤がかって見えるオレンジのビロード調だ。
その場は派手なジェスチャーこそ無いが、、まるでオペラを演じているかのように合唱団と羅勲児さんが歌でかけ合う。

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