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누가울어 (誰が泣く)

 作詞:田 友 / 作曲:羅圭鎬

楽団の「ジャーン」という音の後、アコーディオン風の音色が続き、もう一度、「ジャーン」が入る。
舞台右端からは、白いスモークが流れてくる。 ドラマティック(劇的)な演出だ。
ここで、「待ってました、この瞬間を」 とでも言い出しそうな、ゲスト女性バイオリニストの、ソロ演奏が始まる。
まぎれもなく、クラシックテクニックにあふれた素晴らしい演奏だ。
短い演奏だが、クラシックコンサートに見に来たような気分になる。
この女性バイオリニストに対する、リスペクト(尊敬)を、演出側(羅勲児本人かも知れない)が、最大限に示した格好だ。
その後、羅勲児の歌唱が始まる。

前曲と同様に、歌詞の意味を、顔の表情を含めた、身振り手振りで、訴えかけている。
スローバラードの曲が、2曲続く事になるが、バイオリンソロが間に入っているので、まったく気にならない。センスあふれる構成と、言っていい。

(参考直訳)
・・・・・
音もなく流れ落ちる 涙のような霧雨
だれが泣くのか この一夜 失った追憶
はるか遠くに 去ってしまった 私の恋
戻ってくることはないので この心 張り裂けそう
だれが泣く 泣くのか 暗黒の涙で浸すのか

とめどなく流れ落ちる 涙のような霧雨
だれが泣くのか この一夜 失った傷
はるか遠くに 去ってしまった 私の恋
契りさえもなく この心配 気が気でない
だれが泣く 泣くのか 暗黒の涙で浸すのか
・・・・・

(2019.10.16 美辞麗句)

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