← 読み易い行間が選べます(IE4以降で有効)

아담과 이브처럼 (アダムとイブのように)

 作詞:羅勲児 / 作曲:羅勲児

映画。ドラマ女優の、「배종옥」(ペジョンオク)を迎えての、この曲、ほんのり落着いたムードで終始する、大人のデュエットバラードに仕上がっている。

大型の三日月の形をした舞台セットに乗っかっての登場だが、時々、セットがスムーズに進まないときがあり、ガクン、となって、女優が落ちてこないか、少し不安になったりもする。

ほぼCDの内容と同じ伴奏なので、ひょとすると、サウンドトラック(あらかじめ録音した演奏を流す)なのかも知れない。
音程がしっかりしていて、しかも落着いて歌っているので、聴いていて安心する。
1コーラスを終えて、羅勲児に手を添えて、三日月セットから降りて、セットの階段を下り、そして舞台中央最前まで進む。
この時の観客に向かっての、90度のお辞儀には、驚いた。
ここまで深いお辞儀は見たことがない。
この女優の、謙虚さ、礼儀深さ、(体の柔らかさ)を垣間見たような気分だ。

曲が終わってからも、もう一度、90度のお辞儀をしている。
「未熟な歌で失礼しました。聴いてくれてありがとう」 という気持ちで、あふれているようだ。
この当時での年齢は38歳のようなので、大人の礼儀を心得ているのは、不思議ではないかもしれないが。

さて、曲そのものだが、ペジョンオクが主演する、2001年からのドラマ 「夜8時30分」の主題歌に使われたもので、ドラマの中では、ロックバージョンの曲(羅勲児が歌う)を、ドラマ最初の部分で流され、バラードバージョン(羅勲児とペジョンオクが歌う)は、ドラマ内で流されたようだ。

CDアルバム、「아담과 이브처럼」(アダムとイヴのように)の中にも、両バージョンが収録されている。
このアルバムには、「겨울바다」(冬の海)という曲も収録されているが、曲中に、ペジョンオクの効果的なナレーションも挿入されている。
バラードの曲で、羅勲児の歌唱も良いが、歌中のペジョンオクの朗読も、良い味を出している。妙に印象に残る曲だ。
(2019.10.16美辞麗句)

歌詞参考直訳は「コスモス咲く夕べ」公演をご参照ください
歌客 羅勲児へ戻る

羅勲児日本ファンサイトTOPへ