アコースティックな演奏で、ボサノバ調に仕上げた見事な1曲。
コンガとギター3本の前奏で始まり展開していく。
羅勲児の歌の合間には、非常に効果的なクラシックギターの絡みが要所要所で入り、聴く者をうならせる。
歌う羅勲児の気持ちよさそうな表情はどうだ。このコンサート中、いちばんの表情だ。
中間部の女性バックコーラス陣の清らかな歌声も曲に花を添える。文句なしの、当コンサートを代表する曲。
元曲は「태진아」(テジナ)歌唱の1989年の作品。
(参考直訳)
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かすかな明かりの下 向き合って座るあなた いつか どこかで 見たことがあるような顔
田舎を尋ねて見たり 名前を尋ねて見ても 言葉を無くしたのか 返事を返さない
見渡す視線に涙が滲む あなたも私も 気づかずに 過ぎ去っていく歳月
どこで何をして どのように暮らしているのか 尋ねても答えずに 頭を下げるだけ
あなたは
見渡す視線に涙が滲む あなたも私も 気づかずに 過ぎ去っていく歳月
どこで何をして どのように暮らしているのか 尋ねても答えずに 頭を下げるだけ あなたは
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(2019.11.20 美辞麗句)