감수광  （いらっしゃるのですか）

 作詞：吉屋潤/ 作曲：吉屋潤

故郷の歌メドレーの１曲目。
ここからはゲスト歌手の「김지애」を迎えてのコーナーだ。
イントロはスローなリズムでのバックボーカルによる歌声で始まり、その中で羅勲児が観客に紹介しながら迎えるが、光る演出だ。
こういう風に粋な紹介で舞台に上がると、さぞかしゲスト歌手は嬉しくなるだろうと想像する。
김지애はハスキーで低い声が特長で声量もあるけれど、この曲ではバックボーカルの声に負けていてほとんど聴こえてこない。それでも曲のコーラスの終わり部分での、羅勲児の楽団をいったん止めての決めが非常に効果的だ。

曲そのものも歌いやすくリズミカルで思わず一緒に口ずさんでいるのに気づく。
この曲、「감수광」は「혜은이」歌唱の１９７８年の作品。メドレーの出だしとしては最高の選曲だ。

（参考直訳）
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風が吹く済州には石が多いけど 人情深くて気立ての優しい娘も多いよ
おいでなさいよ おいでなさいよ いかなる虚礼は抜きにして
つらい人 別れの痛み おいでなさいよ はじめまして

冬がおとずれる ハンラ山 雪におおわれても あなたと私の間は 春の真っ盛り
おいでなさいよ おいでなさいよ いかなる虚礼は抜きにして
つらい人 別れの痛み おいでなさいよ はじめまして

たとえあなたを置いて 離れてしまっても 忘れずに懐かしければ お帰りなさいよ
おいでなさいよ おいでなさいよ いかなる虚礼は抜きにして
つらい人 別れの痛み おいでなさいよ はじめまして
・・・・・

（2020.06.20 美辞麗句）