後綬(フス) 左の腰部分の拡大

高麗時代末から、朝鮮王朝まで、王以下文・武百官が朝服・祭服を装う時に装着した付属品の一つ。

普通、組み紐(あるいはボタン)を利用して大帯に垂らす。

紅(赤色)の錦に差し向かう鶴を「青」「黄」「青」「白」で四段刺繍し、その上には金環二個がつけられ、下には四色の組み紐で装飾してある。
「鶴」又は「鳳凰」の紋様は文官用で、武官の場合は「虎」、王は「龍」となる。

階級により、刺繍の内容と環の材料が、「金」「銀」「銅」と、異なっている。

興宣大院君の装着品といわれている。

長さ67cm(1825年〜1848年)淑明女子大学校博物館所蔵

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