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ミュージックビデオで復帰した51年目の「神秘主義歌手」

[11年ぶりに新しいアルバム出した羅勲児]

「ドリームアゲイン(Dream again)」に収録された8曲を
自身が作詞・作曲。

帰ってきた羅勲児(70歳・写真)の声は、まだ聞けていなかった。
ようやく17日正午、デジタル音源サイトに新しいアルバム
「ドリームアゲイン(Dream again)」を公開したが、他の歌手のように人目を引くショーケースや記者懇談会などのイベントを開かなかった。

今回のアルバムは、2006年にデビュー40周年記念アルバムを発売して以来、11年ぶりの新アルバムだ。
彼は2008年に彼の噂を解明する記者会見を開いた後、一度も大衆の前に立たなかった。

公に姿を現したのは、昨年6月、三番目の妻との離婚訴訟で、京畿道水原地裁に出席した時だった。
裁判所は昨年11月、羅勲児がチョン氏に約12億ウォンの財産分割金を支給するよう判決した。

羅勲児は、1990年代から公演を除いて、外部活動を一切しない「神秘主義」戦略を維持しており、11年ぶりに復帰した今回も、その戦略を維持した。

羅勲児はデビュー後初めて、新しいアルバムをデジタル音源と一緒に発売した。
タイトル曲「男の人生」は、ミュージックビデオも初めて製作し、YouTubeに公開した。

しかし、いざこの日に教保文庫ハットゥレクスなどソウル市内の大型レコード売り場にアルバムが発売されていない店を訪れたファンたちが肩すかしをくらった。
羅勲児の30年来のファンというジョンフンモ氏(62)は、「私のように老化ファンは、デジタル音源が何であるかをもよく知らないのに、どのように新しいアルバムを聞けばいいのか分からない」と話した。
シンナラレコードは18日に羅勲児の新しいアルバムが入荷されると明らかにした。
羅勲児は今回のアルバムに収録された全8曲をすべて作詞・作曲し、直接プロデュースしたことが分かった。
収録曲ごとにタンゴ、メタル、スイングなど、様々な音楽ジャンルの要素を借用したが、最終的にはすべての曲が主種目である「トロット」に帰結される。
「アンブル生心キスまで千万の言葉」(曲名「ありません」)、「死ぬなら、死ぬ振りまでよ」(曲名「死ぬ振り」)など恋歌(戀歌)を歌う時特有の鼻音が混ざった声でとぼけ合わせ純情男を演じすることも相変わらずだ。
ただし普通の中年家庭日常を歌った「男の人生」で、
「光化門交差点で奉天洞まで電車ダブル乗り換え」(実は一度だけ乗り換えればよい)などの歌詞詳細が多少間違った点が「玉に傷」だ。
音楽評論家キム・ジャッカ氏は、
「すべての曲に迷いのない新派と躊躇のない覇気がいっぱいだ」とし「どんなジャンルを持って来ても、最終的に自分自身に合わせるという点で、羅勲児だけが作ることができる音楽」と述べた。
「男の人生」のミュージックビデオは、疲れた中年男性が羅勲児の歌を聞いて慰めを得る内容である。

羅勲児の今後の公式日程は、11月から開催される三回公演だけだ。
11月3〜5日、ソウルオリンピック公園オリンピックホール、
11月24〜26日 釜山オーディトリアム、
12月15〜17 日大邱コンベンションホール で公演する。

〔出処〕本記事原文は「news.chosun.com」で作成された記事です
(日本語訳:byおおきに 2017年7月30日)

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