11年ぶりのカムバック公演「ドリームアゲイン」

羅勲児 "11年間 歌に飢えた、申し訳ありません...「男の涙」に涙

「顔をしかめて暮らすと人生が短くなります。
本当に何も無かったのかどうかわかりませんが、すまなくて。
申し訳ありませんでしたが言葉にできません。」

これは、トロット至尊・羅勲児が11年ぶりのカムバック舞台でまず約10曲を歌った後、発した第一声だった。

羅勲児は3日(2017年11月3日)午後7時、ソウル松坡区芳夷洞オリンピック公園内オリンピックホールで開いた「ドリームアゲイン」コンサートで、
「皆さんが大丈夫と言っても不安で恐縮な事に私の中に押し込んで顔を厚くして私を今日世話する羽目に・・
歌に11年飢えた。皆さんが続けさせるなら一晩中歌うことができる」と冗談を言い、健在な姿を見せた。

先に字幕で「今回の公演を準備しながら、最初の挨拶を何にするか困り果てて口が開かない。
「イェキこの人よ」という歌で心情の代わりにしたい」と歌を聞かせてくれた後だった。

「何を言うべきか、どのような言葉を言うべきか
何も言えません。
口が開いても言う言葉がないよ
少なくないこの年齢で 難しい歳月経て
一人で泣いて笑って 人生また学びました
ご心配おかけし申し訳ありません
言うべき言葉は多くても言葉が出ません。」(「イェキこの人よ」の歌詞中)

この歌が終わると、3500人の観客は一斉に「大丈夫」と叫んで11年ぶりに大衆の前に立った彼を歓迎した。

羅勲児は、これまでの近況について
「荷物を背負って、地球5周を一人で回った。
豊かな国は星や月が見えない。奥地へ通った。汚染しないようにすれば星も月も綺麗に・・」と述べた。

続いて南米旅行中のエピソードや故国への郷愁も打ち明けた。
「南米に行くために米国に立ち寄り車を借りて運転していて退屈でラジオをつけたら、この歌が出てきた。
私は普段泣くのは嫌いだが、この韓国人放送では、私の自作曲が出てどれほど泣いたかわからない」と言って、「男の涙」を聞かせた。
彼はこの歌を歌っていて、何回か、込み上げて来て歌詞をつなぐことができず、涙を見せた。

今回の公演は、2006年12月デビュー40周年公演以来、初めて開いた舞台だ。
チケット発売オープンと同時にソウル、釜山、大邱公演チケット31500枚すべて売れた。
「貴重なチケット」になり、ダフ屋が猛威を振るったり、チケット詐欺の被害が発生するほどの中高年層の圧倒的な呼応を得た。

羅勲児はこの日、今年7月に発売したアルバムの新曲
「男の人生」「砂時計」「アイラエ(ありません)」などをはじめ
ヒット曲「故郷の駅」「熟柿」「永遠」「青春を返してくれ」 「故郷に行く船」などの代表曲を聞かせた。
今年70歳の羅勲児は相変わらず高音と深みのある音色で観客を圧倒した。

羅勲児「ドリームコンサート」は
11月3〜5日、ソウルオリンピック公園オリンピックホール、
11月24〜26日 釜山オーディトリアム、
12月15〜17日 大邱EXCOコンベンションホール で公演する。

〔出処〕:(ソウル=聯合ニュース)イ・ウンジョン記者= 送稿時間| 2017/11/03 21:44
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(日本語訳:byおおきに 2017年11月5日)

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