(18)帰国の途

(2001年2月2日金曜日)

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「のんびりプサン4日間」が終わろうとしているので、昨晩は「カルビ店」へ行った。
 二人ともカルビが食べたい訳ではなかったが、ホテルの近くに割と大きな店が有るのを見たので、一回ぐらいカルビにしようかということだ。
夕方6時頃だが、お客は他にいない。カルビ二人前は無く、三人前からだと言うので二人で3人分を注文した。
空いているからか、接客係の子が殆ど付きっきりで焼いたり、巻いたりしてくれる。少しせわしい感じで、メモをとり忘れてメニューが全部を思い出せない。
山芋や和え物など、この店らしく出ていると思って箸を運んだのだが。ビックリしたのは焼き芋。最初に小さな小さな焼き芋を剥いてくれたが、甘くておいしかった。やはり三人前は食べきれなかった。42000ウォン。
 朝9時、ロビーでは、李銀美さんが皆が揃うのを待っている。空港とホテルの往復だけだが、今回の一応ツアーのガイドだったという事になる。
 ホテルクラウンをチェックアウトする。支払いは「ムル」1本@2000ウォン+税金200ウォンのみ。
 部屋に置いてあるものはどれも高いから、なるべく使わない。
歯ブラシ1500ウォン、歯磨き500ウォン、コーラ3000ウォン、といった具合だから。
 10人それぞれ自由時間を満喫して来た様子でマイクロバスに乗り込む。
何しろ2万円という安さに既に満足している筈だから、ちょっとやそっとの事が有っても、不満は無いだろう。
 お土産品もダンボール箱毎の海苔や辛ラーメンといった豪快な人もいる。
友達が乗り遅れて一人旅になった若者は、安くて便利なバスをあちこち利用し、海雲台へも行って来たと言う。ちょっとした冒険気分の旅が出来たようだ。
 空港へ行く途中に、例に依って「韓国食料品店」へ案内される。味付け海苔、おこげ飴、韓国伝統菓子など、店員さんの上手な薦めで又買ってしまった。
 空港では、混んでいるのか搭乗手続きが、えらく手間取って待たされた。
搭乗券を受け取ったら、すぐ「サヨナラ」の挨拶で、解散となる。
今までは出国口を通った後、搭乗まで時間が有り過ぎるほどなのに、今日はあと10分余りしかないではないか。
免税店で煙草を買う積もりでいたのに、どうしょうかなあ。一個所しかないらしく行列しているし。連れの「まあ、並んでみい」の言葉で、列に付く。
  並んでいる時にオーダーして、品物を取り出しておいてもらって、レジに行くという手際良いシステムのお陰で10人以上も並んでいた筈が、すぐ済んだ。
5000円の煙草が3200円ほどになるだけのことだが、やっぱり買っといた方が得だもん。
 11時30分発(で、あったと思う)アシアナ航空で釜山を発つ。1時前、関空着。
 家まで、安くて早いのはリムジンバスで阪神尼崎へ行くルートだが、乗り物を前と変えることにする。
JRばかりで帰った。が、このコースは人混みの大阪駅で環状線から乗り換えなくてはならないので、トランクを持っていては、邪魔だ。宅急便を利用しなくてはいけないな、とわかる。
これで、神戸ジェットシャトルとの三コース全部を使ってみた。
 我が家に帰ると近くに住む娘と孫(2歳)が来ていて、夕飯の支度をしながら待っていた。

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