ビデオの中の看護師さんが羅勲児に呼ばれてステージに上がってくる。
羅勲児が質問して看護師さんが答える形式だ。
その中での羅勲児の最初の質問の後のコメントが面白い。
「なにかタレントが現われたみたいだ。とてもとてもきれいですね」。
初対面でいきなりの表現としては、あまり聞かない言葉だけど、羅勲児から見て、娘のような年頃なので、自然と出たのだろう。
その後の会話では、看護師さんのお姉さんも一緒に看護師をしているのと(ここでそのお姉さんが画面に映し出されるが涙顔になっている。ビデオを見てのことだと推測する)、そのお姉さんが今度結婚する予定だ、というのがわかる。
それを聞いて羅勲児は楽団に向かって、「簡単な結婚式の曲を演奏して」、と要求、それに対してあたふたする楽団メンバーの様子も面白い。
事前に打ち合わせに入ってなかったのだろう。
また、途中での、羅勲児の「なにかここで声にしたいことがあるのですね」の後の、看護師さんの会場に向かっての「할머니、할아버지 、사랑합니다」の呼びかけも自然で、聞いていて心地よい気持ちになる。
そして、看護師さんのリクエストの曲、「사랑」を、イントロは羅勲児自らのピアノ演奏で歌い始め、後は楽団の演奏で、看護師さんと一緒に歌うという趣向だ。
一緒に歌っている間、羅勲児は、看護師さんの手を握ったり、肩に手を回したりしているが、リラックスムードの自然な態度で見ていて微笑ましい。
コンサート会場では雨が降り始めていて、上空の小鹿島の天使も、後に羅勲児が言っているように、雨雲をどかそうと忙しくしていることだろう。
(2020.03.15 美辞麗句)