羅勲児ディナーショーin Grand Hilton Seoul

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2002年5月7日(第二日目)

 今日のソウルは雨。同室のキララさんは昨年友達になった人と今日逢おうとして電話連絡をしている。
キララさんはハングル文字を勉強中ではあるが、まだ単語や、会話はわからない。
相手は日本語を勉強中だが、それほどわからないらしい。
日本語を少し話せるご主人が代わって聞いてくれるらしいが、それでも、よくやるわ。電話が最も難しいと思う。
昨日、空港からホテルへの移動中にもガイドさんの携帯を借りて連絡をとっていた。
キララさんはこんな時のために空港で携帯電話を借りようとしたが、クレジットカードを持ってきていないと借りられなかったそうだ。

 結局 新羅免税店で逢う事になったが、「お互い顔を覚えているかなあ」、で、こちらが着ていく服装を説明しようとしている。
「黒はどういうの?」「スカートはどういうの?」はまだしも、「ねずみ色地にいろんな色の花模様の上着」に至っては韓国語訳はもうお手上げ。
私のほうがほんの少しは韓国語を知っていても会話ができる程ではないし、耳が悪いから電話は苦手で代わってあげられない。
それで「友達がブラウンジャケットを着ています」と言ってもらって、今日着る予定の上着を説明しやすい茶色の上着に変更することにした。

 ホテルからタクシーに乗るとキララさんは日本語英語チャンポンで運転手さんに羅勲児のことをおおいに語る。
私はと言えば、運転手さんに通じて無いなと思う時に別の日本語か、知っている韓国語をちょっと使う程度しか言えない。
キララさんは社交家(特に羅勲児に関して)。
韓国では、かなり英語、日本語が話せる人が多いのに改めて感心する。
で免税店前に着くとキララさんの友達、トンヨンさんはもう待っていてお互いすぐわかったらしい。(私は初対面)

 トンヨンさんのご主人、チョルセンさんが新羅ホテル系勤務の為、新羅免税店の割引が使えるからと、案内してくれて、昼頃にはご主人がお昼をご馳走してくれるという。
約束どおり、昼前に仕事中であるはずのご主人が来て、車で33階ビルの展望レストランへ連れて行ってくれた。2、3年前に建ったらしい。
席から市庁の丸い屋根が見える
新羅ホテル直営(?)らしく、ここは観光客よりも、国内の人がちょっとハイな気分で食事に来るところのようだ。洋食バイキング風。
特にケーキはチョルセンさんが店長のケーキ屋さん(某有名デパート内のホテル直営店)のものらしい。
味は悪くは無いが、韓式食堂より高そうだ。私の本音を言うと、もっと安くても韓国らしい店が良かったけれど、勤務先関連の、しかも、おしゃれな所へ案内したかったのだと思う。
このような親しさは本でよく読む韓国人の気性らしい。

 昼食後、今日の花束を買いにその百貨店内の花屋さんに連れて行って貰った。
トンヨンさんのチケット代はキララさんがプレゼントするので、私は花代を持つことにした。
トンヨンさんはお花は要らないというけれど、羅勲児さんに握手出来るチャンスだからと言うと、喜んだ。
実際、昨日も花束は私たち二人だけだったと思う。この韓国人御夫婦は熱心な羅勲児ファンで、韓国の羅勲児ファンのホームページの一つ「ナサモ」の会員だそうだ。でも、ショーを見るのは初めてで、「感激で涙が出る」と日本語で言ったので歌の歌詞に有るから知っている「ヌンムリナヨ?」で返した。

 今日のショーはオペラグラスで見るつもりでいたのに、買うのをすっかり忘れていた。
今日から二日間見る日本のグループが到着した。その中の「チヅさん」が「前から二番目の席だから、双眼鏡は要らないから」と貸してくれた。
ところがショーの最中、隣のテーブルの韓国の人が「ちょっと貸して欲しい」のゼスチャーで来る。
見たいのは皆同じだからと貸すと次々に後ろの方の他の人にまわって行ってしまっている。
借り物だから気が気ではなく、「返して!」のゼスチャーを何回か送った。
漸く戻ってきたので、しっかり者のキララさんに渡しておく。その間、舞台がお留守になって、ああ、勿体無い。
10人ほどの人に「アップ」を見せて上げられたのでいいことをしたのかな。

 今日は日本からのファンが数名いる為か、花束やプレゼントを持って握手に行く場面が何回か有った。
終わり頃にトンヨンさんも出て行って何やら話して、嬉しそうに握手をしている。
エンディングの頃は舞台のまん前でカメラを構え、フラッシュまで焚いて!。ハラハラした。又と無いチャンスだったからでしょうね。
ふと思ったのは、誰かが花束などを手渡しに出ると、特に近くの観客席から拍手が沸く。
日本ではそうだったかな?黙って見ているだけのような気がするけれど・・・。
どなたか覚えていませんか?

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