父母の日 ディナーショー Grand Hilton in Seoul

2004年5月6日〜8日
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旅日記≪第二日目≫5月7日(金)晴れ

前夜ディナーショーの興奮冷めやらずで眠りに就くのが随分遅かったにもかかわらず、この日の日程は朝7時にホテルロビーに集合だ。時間が無いので朝食は持ち合わせのお菓子類をつまんだり、で済ませた。
と言うのも、今回のホテルの部屋にはお湯を瞬時に沸かしてくれる電気ポットと数種類のティーバッグ、その上、急須と湯飲みセットが備わっている。
今までの韓国旅行中、常にホテルで不便を感じていたので嬉しい。

誰かさんをはじめ、韓国ドラマファンの夢、「冬のソナタ、ロケ地巡りバスツー」に参加する。替わってあげたい気持ちだ。
演劇やドラマがそれほど好きではないので(羅勲児さん出演なら話しは別だが)、ロケ地巡りはどっちでもよかったが、逆に言うと、こんな時でないと、おそらく自分から行く機会は無いだろう、と思って参加することにした。

薄ら寒い朝7時にマイクロバスとバスツアーのガイドさんが来て、ヒルトンホテルからは3人の客が乗り込む。ゆったりと座り心地のよい座席だ。途中3,4箇所のホテルから、2,3人づつのツアー参加客をピックアップしながら「春川(チュンチョン)」へと向かう。
「冬のソナタ」他韓国ドラマブームで、この為に初めて韓国へ来た人、奥さん、お母さんが来たくて、それに付き合ってきたご家族組等。韓国ドラマは楽しむだけでなく、韓国語の、特に会話の勉強には役立つと聞く。事実、今回の仲間の一人は毎日熱心に韓国ドラマを見て急速に会話力がついたという。

ソウル市内を離れ、一時間余り走ると京畿道からいよいよ春川が有る江原道へと入る。
最初は、葉っぱの形をしている「ナミソム(南怡島)」へ船で渡る。
ドラマのあの場面この場面とガイドされるが、少ししかドラマを見ていないから、漠然と景色を見る。ドラマを知らなくても、いい景色に心地よい。

野生のリスが無心に物を食べたり、地面を走ったりする。羽が白黒混ざった模様の「カッチ(日本名カッチガラス)」が地面で遊んでいる。
羅勲児さんも歌っている「カッチが鳴けば」の「カッチ」だ。韓国の昔からの諺で、“朝にカッチが鳴いた日は、良い事がある」というが、現在はカッチ害が有るそうで、日本のカラス並か。

並木道は松もあればメタセコイヤ、もっと他の木の所もあり、季節が変わると又違った風景だろう。
程なく非常にワイルドな家に入った。中は喫茶店兼記念品を売る店だった。
壁は「冬のソナタ」関連写真で埋まる
ブロマイドもポラリスのペンダントも買わないけれど、貰ったポスターはドラマファンのおみやげとしよう。

ガイドさんが「観光客が多い日や時間によっては,人でいっぱいになるから、写真を撮るなら今ですよ」と言っていた。
果たして、南怡島を離れる私達の船とすれ違って、今から島へ向かう船は乗客が満載。帰り着いた船着場は乗船を待つ人の列が気が遠くなるほど長い。なるほど、ガイドさんの経験から出た言葉どおりだった。

又バスに乗り、「春川駅」や「春川明洞」をざっと見学。ツアー代金に込められている昼食は春川名物「タッカルビ」。
韓国旅行の食事時間は常にゆったりとあるので、「もう、お腹イッパイ」と言いながら、まだボツボツとつまむ。

後は、春川高校の塀、昭陽江の川岸にも寄った。チュンド(中島)へは乗船時間に遅れそうになって走って乗り込み、散策する元気もなく途中のベンチで休んだ。帰りの船は混んでいて列にもぐりこむようにして漸く後の船に残されないですんだ。ウカウカすると肝心のディナーショーに遅れるから大変。

ホテルに帰りついてすぐホテル内の花屋さんへ駆け込む。部屋へ着替えに行っている間に注文しておいた花束が出来ている。ディナーは6時半頃から始まったから間に合った!

三日間のディナーショー内容はこちらご覧下さい


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