旅日記-済州島2

2006年11月4日(土)-コンサート当日

今朝は雨。
朝食はホテルで予約になっていた。
街中の便利な場所にあるホテルと違って済州の新羅ホテルはどこへ食べに出て良いか判らないから旅行社が予約しておいてくれたのだろう。
ゆっくり時間をとって和洋韓食バイキングを堪能した。
生ジュースには、パン、スモークサーモンを食べ、あわび粥も、といった具合で、スイカ、蜜柑などの果物も美味しい。
パンやおかず類も一切れずつの味見さえ出来ないほどの種類だ。
オムレツが好きな人には目の前でコックさんが作っている。
今回の私の同室者は日本国内も外国にも豪華な旅行をよくするが、ここ新羅ホテルの朝食は種類も多くて美味しい、とお墨付きであった。
そりゃぁそうでしょうとも
韓国の朝食で一人2800円なのですからね。ルームサービスじゃないですよ。

コンサートの前は観光もしたく無いから余裕を持って昼過ぎにホテルを出発。タクシーで耽羅ホールへ向った。
昨日の静けさとは打って変わって、建物内外は人でごったがえしている。
タクシーが止まった玄関は実は建物の3階なのだ。海側の玄関は一階にある。
昼の部も夜の部も公演チケットを渡さなければならない人と「玄関」で待ち合わせる事になっている。上手く会えるだろうか?ここでは携帯電話が無いから心配になった。
ともかく、三階玄関のガラスドアーを入ったらすぐのコンコースは結婚式の披露宴らしくて一面に敷物を敷き、子供達まで韓服で装って宴の最中だ。
100人位いるのだろうか?後でガイドさんの話を聞くと、やはりここではソウル辺りより以上に保守的なシキタリがよくも悪くも守られていて、親戚付き合いが大変だということだった。

昼の部公演は3時半から始まる。
別のホテルに泊まっていた組と三時に玄関で上手く出合えた。が、やはり一度は海側一階の玄関にも行ったそうだ。

五階のコンサートホールへ行くとCD類を販売している。
新曲は入っていないが、まだ持っていない 今年発売のCDを、早々と買っておく。今回来たくて来れなかった人に良いお土産になる。
夜の部もあるから重いのを帰りまで持ち歩かなければならないことは百も承知だが、もし売り切れてしまっていたりして後悔するのはゴメン被りたいからだ。

昼の部では終わり頃、日本からの数人がお土産や花束を持って握手に行った。 タイミングは会場係員が合図をするから、と聞かされていたが「青春よ還れ」が済んでも合図か来ない。
「昭陽江の乙女」「遠い故郷」と新曲を不安で落ち着かなく聞いた。
あと何曲あるのかもわからなくて、とうとう合図を待たずに「行こう!」と行ったのだった。
其のあと、「アンニョン」で終わってしまったから、行ってよかった。

コンサートの曲目はこちら

昼の部と夜の部の間に館内のレストランで夕食となる。
少し待って出てきたシーフードスパゲティは3、4人分もある大盛であったが、夜の部だけを見に来る人にチケットを渡す為、玄関にも行かなければならないし、のろまの私は殆ど食べる間が無かった。
が、公演の日はいつも、別に食べなくてもどうでもよくて気にならない。
二回公演の間は時間が有る様で無い。私はそう思うのだが、
羅勲児さんはどうなのだろう。機会が有れば尋ねてみたいものだ。

【翌日(帰国日)】
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