旅日記-済州島1

2006年11月3日(金)

関西空港へ向かって朝6時過ぎに家を出発。
乗り合いタクシーだから有り難いことに我が家から関空まで一時間足らずで着く。
大阪−済州島間の定期便は一日一便有るらしいが、私達は臨時便だった。
大韓航空は大阪と韓国間わずか一時間余りの旅に食事が出る。ほんとに慌しい。
今日のメニューは初めてのことに四角の器が手で持てないくらいに熱い。
ホイルをめくるとカレーライスのような?いやハヤシライスのような?
「バターの風味も塩味さえついていないバターライス」の如きパラパラご飯にチキン、ジャガイモなどの具が添えてある。
汁気のないシチューのような具は熱い上に唐辛子辛くて、まいった 私猫舌だもん。

一時間半で到着した「済州国際空港」はソテツや椰子の木が多く、南国ムード。今日はとても暖かい。
済州島の北側にある空港から宿泊ホテルやコンサート会場がある南側へ移動の途中で、免税店に寄って(ツアーだから寄らなきゃいけないの)、
遅めの昼食はガイドさんの案内で「七億兆」という変わった名前の店だ。
ビビンバとパジョンを注文した。その後 竜頭岩を見に海岸へ降りたりして、ほんの言い訳程度の観光をした。

宿泊ホテルへ行く途中で明日の公演会場である 「コンベンションセンター耽羅ホール」へ下見がてらに寄った。
明日は大勢の人でなかなか近寄れないだろうから、 ポスターの所で代わるがわるポーズをとって写した
宿泊は優雅な佇まいの新羅ホテル。
部屋のバルコニーへ出て右を向くと、海に近い緑の中に遮る物も無く、
先ほど見てきた 「ICCインターナショナルコンベンションセンター耽羅ホール」がどっしりと君臨しているかのように在る。

夕食は今回メンバーの一人が知り合いから「お勧め」されていた店に予約しようとしたが、
午後8時まで待たないと席がないらしい。が、迷った末、決断した。そこ以外ではホテルで食べるしかないようだったし、
明日から二日共朝食はホテルだから、夕食は外で食べたい気持ちだ。
時間になってホテル玄関で待っていると、若い板前さんがお店の車で白い仕事着のまま迎えに来てくれた。
鉄板焼きの「SATO」という店名は「里」又は「郷」なのだろうか。
我々四人が長方形のカウンターの角に二人ずつ座ってから斜交いの席を見ると“にしきの*きら”氏の一行数人が食事の終り頃であった。
まさか羅勲児コンサートに来たのではないだろう。ゴルフかな?空港では、驚くほどゴルフバッグが多かった!!
鉄板焼きは済州島ならではの新鮮な魚介類と板前さんの丁寧で軽快な手さばきで楽しく美味しかった。
難を言うと、韓国の食事らしくないお値段、一人10万ウォンだった。「いっぺんだけ」という事で・・・。

そもそも今回は季節柄、曜日柄、航空券もホテルも非常に高い旅だ。
「韓国旅行は安いから好き!」と人に言っていたのに全然違ってきた。
「もう一日ずれていたら安いんですけどネぇ。。」と旅行社に言われても日を変えるわけにはいかない。
ただの観光だったらそうするが羅勲児コンサートなのだから。

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