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건배(乾杯)

 作詞:羅勲児 / 作曲:羅勲児

≪韓国発売DVD版≫

韓太鼓奏者の男女のイントロから始まる本曲、羅勲児18番の曲「건배」の登場だ。
どちらかというとコンサート後半部分での演奏が多い気がするのだけれど、今回は早い登場となった。
だが、聴いていてどうも居心地が悪いのだ。羅勲児の歌唱ではない。韓太鼓を含むバックの演奏だ。
リズムの乗りが悪い、というか、楽団のドラムスと韓太鼓が合っていないのだ。はっきりとずれている。
結果、曲が進もうとするのを後からひっぱって進行を妨げているように聴こえる。
1番の歌詞の時はわずかだったけれど、2番の歌詞に入る頃には、聴いていられないくらいになっていた。
当然、羅勲児も気づいているので、途中、楽団側を向いて、修正しようと、身振り手振りでリズムを取るのだけれど、余計にひどくなったようだ。
あきらめて歌っているけど、一瞬だが、羅勲児の表情に険しさが現れているのが観てとれる。
韓太鼓特有のリズムと、本曲の持つリズムの相性が、もともと悪かったのではないだろうか。それを無理に合わせようとしたが、結局合わなかったということだろう。
今コンサートでは残念だったけど、2年後の「ナフナのアリス」コンサートでの本曲と、是非聴き比べてほしい。リズムの乗りの、歴然とした違いが分かるはずだ。
(2016年10月19日:美辞麗句)

歌詞参考直訳は「アリス」公演をご参照ください
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