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건배 (乾杯)

 作詞:羅勲児 / 作曲:羅勲児

今回は、少しの語りから、羅勲児は、曲の出だしの部分を、エレクトリックピアノのみの、ほぼ無伴奏で歌い始め、途中から、弦楽器とバックコーラス陣が加わる。
静かな出だしで、これは当コンサート全般においての特徴といえる。
2コーラス目の前あたりから、楽団もフルに加わり、舞台左上からは、小太鼓と、ばちを持った踊り手達が加わり、リズムに合わせて、太鼓をたたき、賑わいを添える。
当曲、「건배」(乾杯)は、必ずといっていいほど、コンサートの最終場面に用いられ、その曲名や歌詞の内容が示すように、「いろいろあったけど、これからのみんなの将来に乾杯」なので、終わりにはもってこいだ。

曲が終わった直後には、楽団は、「영영」の出だし部分、「머나먼 고향」の途中部分、そしてそれ以降は、「スターウォーズ」を連想させるような曲(コンサートの幕が上がったときにも、演奏されている)を、精力的に演奏する。
客席側中央上からは、突如、多くの風船が次々と舞い降りてくる。
舞台中央では、羅勲児がひざまずいて、観客に向かって、感謝の礼を尽くしている。
さすがに、疲れの表情が見て取れる。
この後、立ち上がり、舞台左側、中央、右側と、忙しく移動し、観客の声援に応えている。
そして、楽団員も総立ちの中、幕が降りる。

見応え、聴き応え、共に満載の、どこから切り取って観ても、満足できる、素晴らしいコンサートだ。
(2019.10.30 美辞麗句)

歌詞参考直訳は「アリス」公演をご参照ください
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