コモドという変わった名前と形が気になって旅行に出る前に辞書を繰ってみた。私の大きい方のハングル辞書にも出ていない。2200頁の英和辞典に「きっとこれだ!」と思うのがあった。
コモドホテルの出発前に集合場所のロビーに行くと、姜 在彦先生らがいらしたので、「コモドって、英語の提督という意味らしいですね。」といったら、「ああ、そうか。そういえばそんな雰囲気だな。今ホテルの人に聞きに行ってもらっているところなんだ」とおっしゃった。聞きに行った人が戻ってきて言うに「アフリカの鰐らしいです」と。「???」
「提督」だと思うよ。ホテルのパンフレットの綴りも「COMMODORE」だ。ガイドブックに亀甲船の模型が有ると書いてあったので、見に行こうと思い、どこに有るのかフロントで聞いたら、今はもう無いとのことで残念。
ちなみに、辞書の全文を書くと
1.海軍の准将、代将(少将と大佐の間の階級)
2.船隊.又は分遣隊の主席指揮官、司令官
3.提督(編隊行動中の諸艦の長のうち最も上席の艦長、又は商船隊の最上席船長
4.ヨット倶楽部の会長、水先案内人組合の長などに対する敬称
5.commodore指揮下の隊の旗艦
「古形commandore:仏語commandeur」
【研究社 新英和大辞典より】
話しをしているロビーの
天井のシャンデリアが灯篭のような形をしている。
室内の家具も古めかしく重厚であった。
帰りの空港への道でいつものように韓国食品店へ案内されたが、昨日ロッテ釜山免税店へ行った時に隣のデパートの中の「ロッテショッピング」で味付け海苔のダンボール箱ごとで66000ウォンなどを買い込んだのでもういらない。
東京組と別れて富山のY氏と3人だけが関空に帰る。姜 在彦先生はお仕事が有りソウルへ、姜 連叔先生は「餅」のフェスティバルがあるので、もう一度慶州へ戻られた。社の山本さんも取材の為、ソウルへ発たれた。ソウルの仁川空港は私達がこの旅に出かけて来た3月29日に開港したばかりだ。
コンダクターの文さん達とも二度目であるから親しんだので再会を願って別れた。文さんに羅勲児のコンサート情報をお願いしておいた。
(帰国して驚いたことに、日本の羅勲児ファンのKさんから、5月にディナーショーがあり、チケットが取れるという、メールが入っていた。何と、何と! 「求めよ、さらば与えられん」です。文さんに早速FAXを入れておいた。)そして勿論ソウルへ
ディナーショーを見に行った。こんなに早く仁川国際空港へ降り立つようになるとは思わなかったなあ。その上、念願の済州島行が「韓国の文化と食を訪ねる旅」の三回目の企画として今年9月に決定した。