羅勲児デビュー45周年が近づいてくると、公演企画社の動きも忙しくなるようだ。
もし、彼が活動再開に対する意思を表明したら、公演企画社間の公演誘致競争も激しくなるだろう。
『国民歌手』という称号を受けている韓国の代表歌手だから、又、久しぶりのカムバックだから、公演売り切れ行列は‘取って置く当賞’だからだ。
一方では羅勲児は数年前、或るマスコミとのインタビューで、“スターは雲一点無き夜空に瞬く星のような存在でなければならない” と言ったことがある。
スターは、普通の人とは違わなければならないし、特にスターは完全に整えられた姿でなければ大衆の前に姿を現わしてはいけないということだ。
このように、徹底したプロ意識は、やがて彼のスターパワーに繋がれて来た。多少、行き過ぎの神秘主義戦略で噂を拡大再生産しているが、依然として彼は健在だ。
来年ぐらいに、羅勲児がカムバックするという期待感が高まってきている中、一日も早く彼の姿を見ることができるように願う。(終)