(15)国鉄「釜山」駅

(2001年2月1日木曜日)

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9時過ぎ、自由市場(ジャユシジャン)を通って凡一洞駅へ行く事にする。
若いホテルマンに方向を尋ねる。「じゆういちばへ カゴシップンデヨ」、「ジャユシジャン****」と又あのおじさんが、寄ってきて、外へ出て方向を指してくれた。昨日の帰り道の方向だ。
 連れがドンドン行くので、付いて行く。
実は私は方向音痴で、場所をすぐに覚えられないが、連れは割と方向感覚が良い。自信が無い時は黙って付いて行くことにする。
自由市場ってどんな市場かさっぱり知らない。人通りも少ない寂しい街だ。
屋台の準備をしているお姉さんに「ジャユシジャン、オディよ?」。 目の前の路を渡ったすぐの、殺風景なコンクリートの長方形の建物を示した。
又しても、すぐ側にいて尋ねてしまった。
なるほど、建物に大きく書いてあるが、商店街の様な所だとばかり思い込んでいるので気が付かなかった。
建物の中にふた筋の道が有り、沢山の店がある。商品はびっしり山積みされている。スニーカー類が殆どでその臭いが凄い。が、食品もある。
朝9時過ぎというのは、この市場では、一体どういう時間帯なのか、朝の卸が一段落したのか?お客がいない。あまりに人がいないので、そそくさと通り過ごして、自由市場の建物を出た。
はじめから買物をする気は無く、どんな市場か見に来ただけだけれど、何だか、あっけないというか、物足りない感じ。
 市場から出ると、道路を隔てた前には「現代百貨店」が有るではないか!『凡一洞駅の北方出入口』、『南方出入口』、『ホテル』が三角形の位置関係と言う事になる。連れは「だい体そんな位置だと思っていたよ」と言う。
 百貨店前の階段から地下鉄「凡一洞」駅へと下りる。
今日は国鉄で「海雲台」へ行こうと思うから、地下鉄「釜山駅」駅で国鉄に乗り換える。

 念のため、もう一度書くが、
地下鉄は「釜山駅」駅で、国鉄は「釜山」駅なのです。
 釜山から出る列車は「超特急セマウル号」「特急無窮花(ムグンファ)号」「準特急統一(トンイル)号」と、三種あるが、「海雲台」まで@1200ウォンの統一号は本数が少なく、「統一号に乗ってみたいと思う」と言うと案内嬢が「なぜですか?」と顔をしかめた。
待ち時間のロスが大きいので@1900ウォンの「ムグンファ」にした。
切符売り場のカウンターに並んで、「ヘウンデ、2ジャン」と買おうとしたら、「****ボクス**」と係員が、ずっと向こうを指差す。
ここではないらしい。自動販売機なのかな?
その場を離れて、見回すと、一番端の窓口に「ヘウンデ」のハングル表示が見えた。11時22分発がある。
 列車三種の改札口は並んでいて、時間が近づかないと 係員は来ないが、上に発車時刻等の表示が出て判り易い。
「ソウル」方面へ行くらしい人は多くて、セマウル号の所は何十人も並んでいる。
発車10分前ぐらいに改札口に係員が来て、入り、ホームへ下りたら、列車が待っていた。ホームが低い。
駅員さんに聞くと「ヘウンデ」まで30分ほどのようだ。
 がらがら列車に悠々と座って@1900ウォンは安いです。

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