(17)東莱(トンネ)

(2001年2月1日-3)

読み易い行間が選べます(IE4以降で有効)

国鉄「東莱」駅で降りる。地図で見ると少しは歩くが地下鉄「東莱」へ簡単に行けそうだ。
が、地上へ出てみると、見当が付かなくなった。
途中、OLのような人に尋ねたら韓国語のよく分からない人に説明するのは難しいと言った感じで、30分ほどかかる、遠いというようなことだった。
 地図を見ながら、歩くが、目標の「大同病院」が見えない。
「大同」なら「テドンガンピョンジ」の曲が有るから、漢字でなくてもハングルでもすぐわかるのに。
 三叉路になったので、今度はアジュマに駅のある方向を尋ねた。
大きな道を渡ったブルーのビルの前を行けばいいとわかった。「大同病院」が見つかった。
付近の案内地図板で調べていると、通りがかったおじさんが寄ってきて、どれどれと言う様子。
思うのは、韓国では何でも尋ねるのは女性よりアジョシが良いと言う事になる。閑そうで親切なのだ。これは日本と違うところだ。
 とにかくもう駅まで後少しの所まで来ている。アジョシが「オバブリジ」といって、二回とんとんと指で地面をさす。「オルンチョギ***」と手を曲げる。歩道橋を二つ通り越して右へ曲がるのか。わかった。「カムサハムニダー」
 右へ曲がる直前、目前に電車の高架がある。これ!!。ほんと「東莱」駅だ。地下鉄だから、地下に潜るとばかり思い込んでいた。
 切符を買おうと駅の構内に入ったら、おでんの屋台がある。一寸お腹も空いたけど、おでんより韓国的な物ないかな。
折角たどり着いたのだから、すぐ電車に乗ってしまうのが惜しいような気になる。
もう一度駅の外へ出る。駅の前に数軒の屋台があった。ホトックなんかが有るといいな。
 若い人も女性も赤ん坊を背中におんぶした人までも、屋台で堂々と食べているのは日本では見られない光景だと思う。
私達も何か食べようと思うがどうしていいかわからない。天ぷらか薩摩揚げをあげている店で、穴子天や薩摩揚げのようなものを隣の女性のまねで、適当なものをつまんで食べた。
目の前で揚げているから揚げたてかと思ったが、手元を良く見て、今置いたのを食べないと冷めているのに当たるかもしれないということだ。
一人二個づつで800ウォンでした。
 連れはまだ韓国で屋台のものを食べた事が無いので、一度食べてみたかったのだそうだ。今回は夜出歩かないせいか、道で売っている物を買ったり食べたりする機会があまり無かった。
 地上駅の地下鉄「トンネ」から「ポミルドン」まで、一区間@600ウォン。
駅とつながる「現代百貨店」に寄り、今日こそはおみやげ用と自家用の海苔を買った。
寿司海苔は沢山種類が有るが、極上で100枚10000ウォン。チョコレート(輸入品)6000ウォン。
 お使い物用の海苔セット19000ウォンの箱入りを買ったら、包装してくれたが、チョコレートはデパートでも袋無しだ。
 ホテルへの帰り道、初めに行った小さな「スーパーマーケット」で又「ソジュ」と「ムル」を買って帰った。
 昼間の「海雲台」でも道路工事が滞っているようだった。駅とホテルの行き来で気が付いたが、「ホテルクラウン」の真向かいの大きな「工事中のホテル」は、殆ど鉄骨のままで曝されている。防塵ネットが破れて紐状になってしまっているから、工事が止まってから随分経つのだろう。
繁華街から外れたホテルに泊まった為か、一層釜山に活気が無い様で寂しい気がした。
 部屋へ買物をおいて、今回最後の夕食に出かける。

この旅の初めへ戻る 第四日目
羅勲児日本ファンサイトTOPへ 羅勲児日本ファンサイトTOPへ 【 韓国旅日記目次へ戻る 】