(6)韓国焼酎

(2001年1月30日-6)

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何はともあれ晩御飯と言いたいところだが、酒屋さんが開いている内に「焼酎」を買わなくては
 フロントの若いボ−イさんに、「ソジュ買いたいのですが、オディ・・」とごちゃ混ぜ語で訊ねたら、ホテルの外に出て「陽春」とネオンの看板のあるビルを指してくれた。
「ああ、ヤンチュン」と私も指差したら、そうだそうだと言う態度でその後、もう少し説明してくれたが、聞き取れない。
が「カムサハムニダー」と、とにかくホテル前の四つ角を斜め向こうに渡る。
2車線で信号が無くて(地下道やブリッジも無い)恐いから主人の方は嫌がっているが、二人腕を組んで慎重に二段階で渡った。
 「陽春」のビル2階が中華料理店だった。
1階は韓国式の食事ができそうな店が3軒ほど並んでいる。
店の戸口までお姉さんが出てきて「オソオセヨー *****」と呼び込む。
酒屋さん酒屋さんと探しながら通るが無い。
 曲がり角近くの店から、呼び込みに出て来ているお姉さんに「ソジュ・・」と聞きかけると、うちに有るよと言っているらしく店の中を指す。
そうじゃなくてと言う感じで手をばたばたさせて「ソジュ、サゴシップンデヨー」と言うと、「スポ ***」と角を曲がるように手で格好をした。
この角を右に曲がれば「スーパーマーケット」があるんだなと判ったが、折角単語が浮かんだから「オルンチョグヨ?」と私も手で角を曲がる格好をした。
習って知っている言葉でも、使った事が無い所為も有って即座に出てこないから、思い付いた言葉だけでも言ってみようと思うから。
右へ曲がったが「無い!」ゆっくり見回すと、ちょうど角に小さなお店があって、田舎の食料品店の小さいのみたい。
これだ!日本の「酒屋さん」や、「オールウェイズ」的なスーパーをイメージして探したら見つからない。
お酒のほか、飲み物、お菓子、パン類も。六十歳代位のご夫婦の店だ。3人も立てば一杯になりそう。
角っこの店で両方が出入り口だ。肝心の焼酎は?有るだろう。
「ソジュチュセヨ」指二本チョキで示す。この場合漢数字の「イービョン」か、個有数字の「トゥルビョン」かどっちを使うんだったか、ちらと迷ったので、チョキで間に合わせた。日本語の「二本」か、「ふたつ」かという様なことです。

「いくらですかオルマエヨ?」と聞く。
韓国語がうますぎて韓国人と間違えられる心配はないけれど、日本語だけで判ってもらえない場合の為に両方言っておけば、外国人で、値段を聞いているのだというのがはっきりするから、「イrチョノン**」と一緒に指も示してくれる。
360mlが2000ウォン。200円よ!
「シウォン ソジュ」というのが銘柄なのかもしれない。
緑色の瓶入りで、極一般的な物らしく、その後食堂で「ソジュ」を注文すると、いつもこれが出てきた。さっぱりとした味だそうだ。
 後で辞書で調べると「シウォン」は“さわやか”とか“さっぱり”“シャキッとした”と訳してあった。なるほど。

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