まだ７時過ぎで早いけれど、寒い時でもあるし慣れない所で言葉も不自由だからおとなしくホテルへ戻る。
　今日はもう何にも「しなくてはならない事」は無いのだ。パソコンに向かうという「やりたい事」もできないけれど。いつ寝てもいいし、明日は何時に起きても良い。朝食の予約はしていない。
こんな旅行が好きな私はルーズな性格なんだなあ。
　テレビが無いと過ごせないほどの主人は、海外旅行が嫌いな理由の一つは、旅先で日本語のテレビが存分に見られないこと。
韓国はケーブルテレビ(?)で日本のＮＨＫ衛星放送が見れたからご機嫌。
ゴルフチャンネルでは、日本の番組を流していたりするし、たとえ韓国語でもゴルフなどスポーツ番組は見るだけでも判るからカチカチとリモコンを押している。が、音量などになると、ハングル文字が読めないので「おいおい」と呼ぶ。
　明日の天気は？天気予報も少しハングルが読めると、絵との組み合わせでわかる。明日の午後が６０％だから、傘を持って出なくては。
　テレビで私が一番気にしているのはドラマ「ウリガナミンガヨ（私達他人なの？」」の事。
２月５日からしか始まらないので今ＫＢＳをかけてもしかたがない。でもひょっとして、新番組の予告でもやっていないかしら？などと思うのだがそんな僅かな可能性の為に、チャンネル争いはつまらない。その内、良い事あるだろう。
このドラマの主題曲を羅勲児さんが作詞作曲して主演女優のペ・ジョンオクさんとデュエットしているのです。
　 　部屋のお風呂に入った後、買ってきた延し鱈などをつまむ。
梅ジュースは冷たい水で割る方がさっぱりと美味しい。鱈もジュースも甘い。それに、韓国食はのどが渇くように思う。
連れは勿論「ソジュ」をやっているが、やっぱり「のどが渇く」とお水もよく飲んでいる。
日本の旅館やホテルのように、部屋で熱いお茶などが入れられる設備はない。高級なホテルならあるのかなあ。冷蔵庫には、水（５００ml）２０００ウォン、はじめ、ビール４０００ウォン、コーラ３０００ウォンなど１０種類ほど飲料が用意されているのだが。
　 　この「ホテルクラウン」のツインルームはシングルベッドが二つだけれど、以前に泊まったことのあるツインはシングルとセミダブルの組み合わせになっていた。
韓国の家では夫婦の床は一つらしいから、韓国式にそんな組み合わせになっているホテルがあるのかな？日本人のところへ嫁いできた花嫁さんが、布団を二つ敷かれて、自分が嫌われていると悲しんだという話を聞いた事がある。
　何だか寝付けなくて、ベッドに横になったり、傍の椅子にかけて、食べたり飲んだりを繰返した。
明日はチャガルチ方面へ行こうと決めて、すっかり寝付いたのは４時頃だったかもしれない。