(9)地下鉄凡一洞駅

(2001年1月31日水曜日)

読み易い行間が選べます(IE4以降で有効)

部屋で人が動く気配で目が覚めた。連れがもう着替えて出かける支度ができている。
慌てる事も無いが、8時を過ぎている。目が覚めたのだから私も身支度をした。
 9時を過ぎた。フロントで昨日「ソジュ」を聞いた若いホテルマンに「凡一洞駅(ポミルドンヨク)」を聞く。
傍にいたおじさんが表まで付いて出てきて地下鉄の駅の方向を示してくれた。あの人、一体何者なのか、お客では無い。
送迎バスの運転手さんかな?とにかく親切に真っ直ぐだという風に教えてくれた。
 一ブロック行くと、なるほどホテルの前を真っ直ぐ行く道は有るけれど、信号も横断歩道さえない。車はびゅんびゅん来るよ。
遠回りになるけど、一旦歩道のある方へ渡って行った。
10分ほど歩いたか、この辺りでは?と思って店の人に「チハチョルヨグン、オディムニッカ?」と訊ねた。
この店の奥さんも外に出てきて一緒に歩いてくれたのだが、数歩も行くと何と地下鉄へ下りていく幅広い階段だった。もう少し注意して見ればわかったのに。
それにしても、皆さん親切です。「カムサハムニダー」この後あちらこちらでお世話になりました。
 釜山の地下鉄は一本だけのようなものだから、判りやすい。駅の番号と地上への出入口の番号がそれぞれ付いているから番号さえ覚えておけば、元の所へ帰れる。
切符は自動販売機がずらっと並んでいる。くっつけて並べた細高いロッカーと、営業用のステンレス冷蔵庫とを合わせてイメージすればいいかしら。
行き先が一区間か,二区間かを見て、区間、人数と押せば金額が出る。
それから硬貨を入れる。お札は入らないから近くに両替機がある。ガイドブックで読んだように、ぴったりと隣に宝くじ販売機がくっついている。うっかりすると両替機が二台並んでいると思ってしまう。
[EXCHAGE]の英語表記で確認。
 「南浦洞」だから一区間を買った。@600ウォンに値上りしている。
さて改札口はどんなだったかな。前回は、グループでぞろぞろ付いて入ったから。
上り、下りが別で、向かい合っている。
「新平」方面と「梵魚寺」方面を確認して改札を入れば、ホームで乗る電車を間違える事はないから安心。
 日本の自動改札は切符を入れたら「はい、どうぞお通り下さい」だけど、ここでは切符を入れても、仕切り棒を押して行かないと、前方へ進めない。遊園地の出口によくある。
丁度JRと私鉄のプリペイドカードを間違えて入れた時のようで、初めて来た時は「あれー、入れない!」と声を上げてしまった

この旅の初めへ戻る 第二日目-2
羅勲児日本ファンサイトTOPへ 羅勲児日本ファンサイトTOPへ 【 韓国旅日記目次へ戻る 】