関空から金海空港・釜石温泉へ

第一日目(7月4日火曜日)

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  関西空港12時20分集合であったが、念の為早めに家を出た。
「月刊韓国文化」社の山崎氏が搭乗券などを持って来られることになっているが、まだ面識が無い。ツアーのバッジをを付けて「辺りをキョロキョロ」と見回してみても見当が付かない。
 「日韓歴史の接点を歩く会」のメンバーから顔見知りの一組の御夫婦が参加の筈だがまだ来られていない様だ。お店をしているので休んで来ないといけないので大変だと言っておられた。
ありがたいことに我々二人は毎日日曜日。
 定刻になって山崎氏も知り合いの二人もみえた。 姜 在彦先生はソウルで学会か何かそのような用があって先日から韓国におられるということである。
関西からは6人の参加者が有って、北陸方面からの一人が到着が遅れているらしい。どうやら揃って 関空を飛び立ち、釜山金海空港へ到着してみると、姜 在彦先生が出迎えて下さる格好になった。
 15分ほどの差で成田空港からの参加者が到着した。料理の姜 連叔先生、韓国文化社の山本さんはじめ12人で関東組が多いということがわかった。
小雨だが、傘無しで空港駐車場の貸し切り観光バスに乗り込む。 これから4泊5日の全行程を共にするメンバーと、コンダクターの文さんらと、その夜の宿泊先「釜谷温泉」へ向かった。
 宿泊先から程近いらしい店に寄った。韓国らしい(観光的でない)雰囲気で、冬はオンドルになる床にどっかり座り込む部屋に座卓が並べてある。コンロの周りには色々のキムチや和えもの、野菜のお皿がテーブルを埋め尽くし、お茶や水差し、灰皿は次々床に下ろされた。夕食は本場の「骨付きカルビ」。美味しいカルビを食べて骨をしゃぶる時の格好から「ハーモニカを吹く」と言う表現があると聞いた。骨が細いのが子牛だから肉が柔らかいと説明があり納得。
 この日の夕食は「李さん」の「おごり」だということだった。「李」氏は以前日本におられたことがあり、姜 在彦先生方に会えるのを楽しみに今回韓国から参加された方だ。今は慶尚北道で悠々自適の生活らしい。
 「釜谷温泉ホテル・釜谷ハワイ」へ着いたのが遅かったので、温泉は終わっていた。部屋のシャワーは湯の出が悪い。温泉へ来てこれは何よ!と言いたくなる。翌朝、姜 在彦先生は「これも文化だな」と、おおらかなもの。朝6時から入ってきた人もいたが、8時半出発ではちょっと忙しい。
 朝食は純洋式。姜 連叔先生と同じテーブルになり、この旅行に参加できた感動などをお話しできた。ガラス窓から階下の室内プールが見える。今は誰もいないが、昨日幼稚園の団体が来ていたらしく、向かいの食堂へは園児達数十人が朝食に来ている。昨夜は暗かったので良く分からなかったが、尖がり帽子の屋根などリゾートホテルらしい建物も敷地内に見えている。
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