智異山・釜山へ

第四日目(7月7日金曜日)

読み易い行間が選べます(IE4以降)

  東方(dongbang)ホテルの朝食はやはり韓式で焼き魚のいしもち 豆腐チゲ、スープ他ナムル類も数皿ある。日本の旅館やホテルの朝食はもっと軽く簡単ですけど、ここ韓国は朝からたっぷりです。(過ぎます)。私だって時間をかけてなら、もっと食べられますが、起きてすぐ、バスで出かける前ですから、無理。写真だけ撮っておいた。
 おとといは南原だから智異山の北側にいたが、西回りで今日は山の南側にいる。青鶴洞を見学する。もっと奥の同人村の見学は駐車場からだいぶ歩くので、希望者だけ行く事になった。ここで残る姜 在彦先生と後ふたりの男性は御土産店のとなりの店のパラソルの下で飲物などを手にしておられる様子。先生と同年代の横浜から参加のご夫妻は冷房のバスで静かに座って待つ。 韓国をはじめ外国旅行はよく行くが今回の旅行は申し込んで本当に良かった。と満足しておられた。
主人は歩く方に附いて行ったので私は、バスの周辺でぶらぶらする。主人にカメラを持って行ってもらうのを忘れた。自分が行けない所は余計にどんなだったか気になる。
駐車場には韓国内の児童の遠足や一般の観光バスが数台来ている。丁度昼時で、駐車場で学童たちのお弁当が始まった。先生の指導だったのか、バスの側にクラス毎に並んだままの場所で座ってお弁当を開いている。おとなしい感じ。お弁当の中身は90%が「のりまき」で、きれいにかわいく飾ったお弁当は見かけなかった様に思う。私達の子供の頃の遠足に似ている。
 遅がけの昼食は河東郡のしじみ料理店で。大どんぶりの蜆汁をはじめ蜆の佃煮まである。お粥だから疲れたからだにはありがたいメニューでした。値段表に5000ウォンと書いてあります。500円ほどとは安いのですね。
 釜山ロッテ免税店へ寄る。これといった当ても無くぶらついて廻ったが、他の人がデパートへ行っていたのを見てこれはいい考えだと思った。海印寺や智異山の御土産店でこまごま買ったけれど、一般的な「韓国海苔」などデパートが確実でいい。今回はもう時間切れだから、次回覚えて置こう。
 宿泊先の「釜山観光ホテル」へチェックインしてから、歩いてすぐの「とある」大きな韓式レストランで最後の夕食となる。有名な店であるが、ちょっと訳有って書けない。ここのウエイトレスはチマチョゴリを着ているし、店構えも立派な韓国調です。
御料理は次々運ばれてきて、大きな立派なテーブルもいっぱいです。刺し身の飾りにレッドピーマンが附いてたり、巻寿司やいなり寿司のお皿が出たりしていますが、私達はあまり気にしなかった。しかし、姜 在彦先生と料理の姜 連叔先生は非常に気になっておられたらしく、食事もだいぶ進んで、お酒が廻った為でしょうか、姜 在彦先生は料理を運んで来たウエイトレスに大声でどなりつけた。突然のことで、先生のお顔の見えない横の列にいたので聞き取れなかったが多分韓国語ででしょう。「韓国の文化と食を訪ねる旅」の最後の夕食は「韓国伝統料理」で!。と言う筈だったのです。が、正統の「韓国伝統料理」では無いではないか、というわけで、先生はとても立腹されたのです。店の人は先生の怒りの意味が良く解からない様子でしたが、コンダクターの文さんは困ってしまっているので気の毒になった。値段との兼ね合いも有るから、この程度の店ならいいだろうとの判断だったのだろうが、何しろ「韓国の文化とを訪ねる旅」なのですから、一般観光客が「韓国料理」だと思う程度では駄目なのです。社の山崎氏と皆して先生を宥めたが、なかなか収まらない。
「まあまあ、ほとんど美味しく戴いてしまったことですし・・・・」と、やっとの事おさめてホテルへ帰った。旅行企画者と料理の姜 連叔先生の気持ちを代弁する責任感のようなものが先生を爆発させたのかもしれない。

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