石窟庵・南山石仏・通度寺

第三日目(3月31日土曜日)

読み易い行間が選べます(IE4以降)

 朝食後、慶州温泉観光ホテルの玄関へ出てみた。昨夜はもう暗かったので周りが見えなかった。入り口に植わったチンダルレ(からむらさきつつじ・山つつじ)が咲いている。道路添いや山にも咲いているのを見た。花びらの開き方が「つつじ」より平ったい。私達の観光バスが止めてある駐車場の向こうは別棟の温泉だって。またして今回も「温泉観光ホテル」に泊まりながら温泉へ入らなかったなあ。
 石窟庵(ソックラム)へ行く吐含山の道に雪が薄っすらとある。所々に土が盛ってあるのは、滑らない様に雪道に撒く為の土だ。石窟庵の中に座っておられる釈迦如来は石仏だから石で出来ているのにふっくらとやわらかく感じるから不思議だ。保護の為の建物に入らなかった頃は日の出の太陽が額に埋め込まれた金剛石に反射して石窟内を明るくて照らしたという。
南山の素朴極まりない石仏も見た。
 昼食を摂った「真味会館」は「コンビニ」や「カラオケ」の看板が日本語で書いてあり、ハングルで「団欒ジュジョム」と書いてあるのは「居酒屋」のことだろうか?ビリヤード場もある3階建ての建物だった。慶州名物石焼きビビンバプ。
 通度寺(トンドサ)は海印寺・松広寺と共に韓国三大寺刹と言われるそうだ。壬辰の乱で焼かれた後、1600年代になっての再建だというが、それでも400年以上も前のことだ。石段の多い海印寺と違って広い平地にいくつもの古めかしい大小の建物がある。門の外の川沿いは初めて見学した韓国のお寺(直指寺)の光景を思い出す。
 夕食は「朴氏カルビ」。第一回目の参加者は、やや大人し目だったが、この度は、活発に盛り上がって、食事時も賑やかであったが、今夕は最後の夕食とあって、特に賑やかだ。この席で、山崎氏から、また「旅の感想文を」と話しがでた。
 釜山コモドホテル泊。

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