仁川国際空港到着・春川へ

第一日目(9月11日水曜日)

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 関空を10時に搭乗して、仁川国際空港到着は12時近かった。搭乗してから離陸まで30分ばかりもかかっていた。前回までと違って今回は東京組の到着が半時間程早くて、姜連叔先生、社の山本さん、コンダクターの文さん達18人が待っていてくれた。初参加の方も有り、久しぶりの方も有りで挨拶を交わす。揃ったところでバスに乗り込む。5日間バスも運転手さんも皆一緒に動く。
 宿泊先の春川(チュンチョン)に向かうわけだが、昼食でも夕食でもない物を「ちょっと」食べに寄る事になった。関東組の機内食が早めで、軽かったそうだ。関西組は幕の内弁当風でまあまあのボリュームだった。ソウル市内の「韓一(ハニル)会館」到着までのバスの中で「冷麺組」と「カルビタン組」の人数を取った。うちは両方にして半分ずつ味わうことにした。ところが、店で「冷麺」と「カルビタン」の席に分けられたので、私がカルビタンの席に付いた。2時頃だから空腹時ではない上、猫舌だから、美味しいけれど半分しか食べられない。ご飯も付いた。離れた席の主人は冷麺をはやばやと平らげている。手招きで呼んでみたが「No」の合図。
 カルビタンの写真を撮ったつもりなのに無い。帰ってから見ると他にも取った筈の場面が無い。多分軽く押して、ピントを合わせた状態を「シャッターが切れた」と思い間違ったのだろう。デジカメにしたのだから、その場で確認するべきだと思った。だからカルビタンが来る前の写真 だけ。   
 初めて東和免税店へ行った。帰りの日に買うと空港で受け取る手続きの時間的余裕がないので、今日のうちに来たのだそうだ。余り広くないが欲しい物がある訳では無いから関係なし。しかし、この辺りは見覚えの有る所で、1998年に韓国学園の旅行で来た所だ。ソウル市庁前のプラザホテルを拠点として、韓国観光公社で羅勲児さんの事務所、我羅企画(アラキカク)を教えてもらって行ったりしたなぁ。あの時は7月だったからまだ関係なかった「世宗(セジョン)文化会館」が近い。1998年12月に羅勲児が初めてここでコンサートをし、いわく因縁のある場所だ(そのいきさつ)。
今年は10月4日と5日、コンサートがあるけれど、来れないから残念。
  ソウルから春川に向かう道は単線の鉄道線路とほぼ並んで走っているようだ。一度も列車を見かけなかったのだが、日に10本程度しか走らない「ソウルー春川」間の線路だと思う。この道を二時間の列車の旅もいいだろうな。
 第一日目の宿泊ホテル「世宗ホテル春川」にとりあえず、チェックインする。珍らしくもエレベーターが無い2階建てのホテルだから「年寄り組」に属する我々は一階だ。小高い鳳儀山を背景に物静かな佇まいだが、バスが止められる場所から ホテルの門までが階段になっていて、荷物を運んでくれる「李君」や「運転手さん」は大変。
 夕食は、又バスで春川市内の「元祖タッカルビ」店へ行く。さすが春川発の代表的なメニューだけあって、そのあたりはタッカルビの店だらけ。カルビは御馴染みの骨付き牛肉だが、「タック」は「鶏」のことでトッポキ、キャベツ、サツマイモなどと一緒に韓国特有の辛み味付けで炒める。カルビ焼きの網ではなく 大きな特製の鉄板を使う。すごい分量で食べきれないうちに ご飯が追加された。その後、この辺りの名物の「マッククス(麺)」が冷麺仕立てになったのも賞味することになった。マククスはその土地土地の穀類澱粉で作る麺でこの辺りはジャガイモ澱粉、そば粉、小麦粉などを使い、配合は家や店で違うらしい。これまでに食べたことのある冷麺の麺より柔らかくて噛み易い。満腹。
 夜風に吹かれながらバスが止まっている「市庁駐車場」へぶらぶらと歩く。春川市庁舎前に アジア競技大会の聖火がゆらいでいた。

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