河東 花開市場・平沙里 崔氏宅

第一日目(6月23日木曜日)

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 昨年から利用を始めた『**シャトル乗合タクシー』で家を8時半に出た。関空9時半集合だから充分に間に合う。『**シャトル乗合タクシー』は安くてとても便利だが、地域によっては利用できない所が有り、そこの方達は気の毒に思うくらいだ。
 8人乗りのタクシーには空港までの道順に合わせてピックアップされた6人が既に乗っており、最後になった我々二人は補助席に乗り込んだ。  関空から発つのは姜在彦先生と、常連のY氏、金沢からのご夫婦、と我々の6人だ。 関空11時半発、韓国金海空港へ1時到着。
 成田空港からの関東組は12時前に既に到着して関西組を待ってくれていた。「一時間も待って戴いてたのですね」と言えば、関東組の方は「久しぶりだからおしゃべりして、すぐに時間が経ちましたよ」と。 殆どが顔見知りで約一年振りの賑やかな挨拶を交わしながらバス乗り場に向かった。
 運転手さんを含めてさえ、たった18人が大型観光バスにゆったり座る。金海から西へと約二時間高速道路を走り、「南江休憩所(ナムガンサービスエリア)」でトイレ休憩となる。
 ここで一個目の羅勲児テープ(二本組)を買えて(*^^)v。後日二個目(二本組)を他の休憩所で買ったが、このどちらも持っていない羅勲児ファンも嘆く事はない。その理由は?(ここをクリック

 河東に有るファゲジャント見学 、散策買い物他ファゲジャントとは「花開市場と言う事のようだ。入り口に立つ像はまるで二宮金次郎かと見紛う。
 昔昔、この市場が賑わっていた頃のお客は地元近隣の住民達であったかもしれないが、今は日本人観光客は少ないにしても、国内からの観光としてのお客が主かもしれない。店に置いてある商品は日常品よりも民芸品、お土産品といった物が多い。最近、韓国でブームになっている「緑茶」はこの地方の特産品で、飲む為の緑茶の他、黒ポット入りの芽が出たばかりの小さな苗から大きなお茶の木まで売っている
又、別の通りには飲食店が並び、店の前の水槽で泳ぐ鮎に負けて、夕食まで待てずに刺身で一杯」飲む人も出た
 河東でもう一箇所「平沙里の崔参判宅」を見学。入場券売り場前で「赤いジャガイモ」などを売る露天。「崔参判宅観覧守則」なる立て看板がある。
ここは韓国KBSテレビ大河ドラマ「土地」の主な撮影地となって一寸した観光スポット。実話とは言えないものの、作者(朴景利)は歴史的背景をわりと正確に書いているらしい。大地主だなぁと思わせる屋敷から見おろす風景
 
 最初の夕食は河東名物「シジミのフェ」であった。韓国語のフェは刺身の事だと覚えたけれど、ピッタリではないらしい。「蜆のフェ」は刻んだ生野菜類の上にゆでるかして貝殻から外した小粒の蜆が真ん中に盛ってあり、赤いコチュジャンをかき混ぜて野菜と混ぜて食べる。
蜆の味噌汁にはびっくりするほどの蜆の身が入っているがスープだけを戴いた。とても美味しい。

 ホテルチェックイン後、ギュウどんとホテル近辺を散策。目指すは、もっぱら商店街、市場で、早速明日からギュウどんが被りたい野球帽をゲット。10000ウォンの値札が付いているが、値切らないのに店員は9000ウォンでいいと言う。
 ロッテリア、だったか、それに似た名のファーストフードが見つかったので、ソフトクリーム、パッピンス(韓国版氷金時)で一休み。私が韓国のパッピンスが好きな理由は、日本のかき氷は器の最後に甘いあずき餡が出てくるのに対し、甘いのが上に乗っているので、さっぱりしたカキ氷で食べ終わりになるから。
 店じまい間近で暇そうなおばあさんの店でスモモ4個1000ウォン。これは「韓国へ来た甲斐が有った」とギュウどんが大袈裟に言うほどの値打ち物だった。昔食べた味のスモモ(ハダン杏)に出会えないと言って嘆いていたが、これが正にその味なんだって!
日本では、改良種が幅を利かせてもう無いのかもしれない。マクワウリ、しかり。夏みかんしかり。日本で今、夏みかんは甘夏に征服されてしまったのようだが、昔ながらの夏みかんを探す人もあるらしく(ギュウどんもその一人)、東京で「酸い夏を取り扱う頑固親父の店」もあるそうだ。来夏はそれを取り寄せることになっている。ノスタルジャなのだが、忘れられないのはしょうがない。
 全羅南道・順天CITY観光ホテル泊

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