羅 勲 児 | VS | 金 重 培 | 二人はどんな人? |
私が選んで作る私 | VS | 私を削って作る私 | |
韓国の本「사람 VS 사람」(本の表紙はこちら) 第九章 217頁14行目から218頁14行目まで |
数年前、彼は生まれて初めてテレビドラマ主題曲を作詞作曲し、歌まで歌った際、
(おおきに注:
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その歌の広報の為に異例的にテレビの芸能プログラムに出演し、自分がすれば‘期待度’があるのか、負担を感じて苦しい心情を吐露していた。
そのような点から、もし歌手もライセンスが必要だとしたら羅勲児には‘特級’を授けなければならないというのが多くの人々の評価だ。
カリスマが満ち溢れる歌手、ポップからトロット(おおきに注:羅勲児さんはトロットに関して提言をされていますね。
詳しくはこちら)
まで無理無くこなす歌手、現存するトロット歌手中、一番歌唱力が勝っている歌手、全ての世代に受け入れられる唯一の歌手、トロット界のスーパースターという修飾語が無駄なものではないのだ。
どれほどか前から歌手羅勲児が目指すコンセプトは‘若くて健康な羅勲児’であるらしい。
21世紀が始まる初めてのコンサートはボロボロに破れて古びたジーンズに体つきがそのまま見える白いTシャツ、モジャモジャのひげ、白髪交じりの頭で舞台に登場して話題になった。
彼がいつも気にかけてるように、ファン達が自分を見て“いつもの羅勲児だ!やはりなかなか良い”という思いが有るようにする為だ。
自分が年老いて見えたら彼の歌を愛唱するファン達がひとりでに、より老けてしまうかのように感じる事があるので、そのような恰好を選んだと云うわけだ。
いくら芸能人でも破れたGパンと袖無しシャツが似合う50代中盤の男子がそんなにありふれてはいないだろう。
お金に対する感覚が無いくらいに稼いで、又使って生きる男、もうこれ以上に上がる事が無い様に見える程の頂上に至った50代中盤の男が今も自身の歌の為に、自身の舞台の為に日に三箱のタバコを今更に絶って病気にかからいで健康な歌を歌うために日に二時間の運動をする。
“若く健康な羅勲児”という目標の為に、“踊りは全然「ゼロ」”という羅勲児が公演でテクノダンスまで披露した。