本題旅行の企画は「月刊韓国文化」社で、日本の旅行社は「HMJイーグルツアー」、韓国は「世光旅行社ユニオンツアー」であった。韓国文化社からは山崎氏と、最近退社された山本さんに代わって園田さんが来られた。
今回の特別講師は古代史分野の李進煕先生(和光大学名誉教授、文学博士)で、昨年の五回までの講師、姜在彦(カンジェウォン)先生と姜連淑(カンヨンスク)先生のお二人も同行された。コンダクターは第一回から変わらず文(ムン)さんで、カメラマンは4回目から李(イ)さんになっている。
観光バスと運転手さんは4日間は釜山の人で、最後の日はソウルのバスと運転手さんに代わる。
毎回20人前後の参加者だが、1回から5回まで全てに参加したのは4人だけで、五回目の旅行中に韓国観光公社から感謝状を受けた。
実は五回目は私は申込みをキャンセルせざるを得なくなり主人だけが参加したが、「止むを得ない事情であった」という事で、私の分も主人が受けて来てくれた。
長さが30センチ近く有り、文字も立派な韓国の扇子だ(「羅勲児さんの国」から貰った、と大きく解釈して幸せ気分)。この感謝状の他、男性はネクタイ、女性用はスカーフなどの記念品も戴いた。
さて、今回の6回目は古代、日本とのつながりが深かった伽耶地方を周り、最後は今年4月に開通したばかりの新幹線(KTX)に乗った。7月半ば、暑い最中は承知の上だったが、一日の内にカンカン照りと土砂降り雨が繰り返すのにはまいった。そのような悪天候であったが、たくさんのトンボが空低く群れ飛びかう童謡、童話の世界のような光景が行く先々にあった。