【黒字：記者】ディナーショーを一度すれば一億が入って来るのですって?

【緑字：羅勲児】いいえ、それくらいでは駄目でしょう。

アッ、それでは2、３億入ってくるのですか？

ハッハッハッ、それは正しくないでしょう。

それでは、そんなに沢山お金を儲けて、羅勲児さんが最終的にしようとする事は何ですか？

私が話をしますから、これ以上聞かないで下さい。
私の大きい方の子供（チェユミン）がもう直ぐ大学に入るのですが、私はこう言いました。
「勉強はお前が望む通りにさせてあげます。勉強を終えた後は、おまえには、一ウォンもあげない。
なぜか？
これは私のお金です。私のお金はどういうお金なのか？社会で私を愛してくれた人々がいたから私が儲けることの出来たお金だ。
これを全部社会にあげて死ぬのだ」こう言います。もう聞かないで下さい。
今も社会に感謝の思いで、私が出来ることを考えており、又、実際にしています。もう聞かないで下さい。これは誰も知らないことですから。

羅勲児、と言えば浮かぶ事が有ります。
白いあごひげ、膝が破れたジーンズ、濃い眉。白いひげも伸ばして、ところどころ白毛交じりになった前髪をしっかりと染めたようなヘアスタイルをしておられますが、これはすべてファッションなのですか？

スターとしてのコンセプトの一つです。こうして来たがある瞬間に又、パッと変えるのです。これは、我々が常に研究して努力しなければならない課題です。
どうですか？ひとところに35年間座って、お茶一種類だけ飲め飲めと言えばうんざりするのではないですか？

判りました。私も明日、頭をサッと撫で付けてしまいます。